「肝臓の線維化」って?

肝臓は沈黙の臓器とも言われており、これといった自覚症状が現れないことが多いのが特徴です。
「肝臓の線維化(肝線維化)」ってご存知でしょうか?
肝臓は沈黙の臓器とも言われており、これといった自覚症状が現れないことが多いのが特徴です。
「肝臓の線維化(肝線維化)」ってご存知でしょうか?肝臓の細胞が新しくなる過程で、その組織結合が増加することを言います。 つまり、肝臓に線維が増えて硬くなってしまうのです。
この肝線維化が進行すると、肝硬変や肝不全を発症する危険性があります。
また、最近の研究結果では発がんリスクも高くなることが発表されています。
一般的な肝臓の検査方法として、血液検査と画像診断(腹部超音波、CTスキャン、MRI)がありますが、肝臓に針を刺して採取した組織を評価する方法(肝生検)が最も正確だとされています。
しかしながら患者様への負担が大きく、出血の恐れなどから、通常一泊の検査入院が必要です。
当院では「肝線維化」を測定し、肝臓の硬さがどこまで進行しているのかを、患者様の負担が少なく、外来診療の検査で簡単に検査することが出来る新しい超音波診断装置(エコー)を導入しました。
国内ではウイルス性(B 型、C型など)やアルコール性の肝炎が多いですが、最近注目されている肝炎にお酒を飲まない人でも発症する「非アルコール性脂肪性肝炎」があります。
ただの脂肪肝ならダイエットすれば元に戻りますが、脂肪肝の人の中には肝線維化が進行し、肝硬変を発症する患者様もいらっしゃいます。
この症状は通常の健康診断では分からず、気づいた時には肝硬変になっていることもあります。
高血圧や高脂血症などの生活習慣病が背景にあると考えられていますので、メタボリックシンドロームにならないために、食生活の改善、適度な運動が大切です。
沈黙の臓器、肝臓のことは当院へお気軽にご相談下さい!!

検査

  • 採血・採尿検査
    肝疾患・腎疾患・高脂血症・糖尿病・電解質異常・内分泌疾患などを調べます。

  • 心電図検査
    不整脈や狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患の有無を調べます。

  • レントゲン検査
    肺疾患・心疾患・骨折・脱臼などを調べます。

  • 動脈硬化検査
    慢性動脈閉塞症・高血圧・高脂血症・糖尿病から起こる血管の硬化を判定します。
    また頸動脈エコーを行い、動脈硬化の程度を判定します。

  • 内視鏡検査(上部消化管内視鏡検査・大腸内視鏡検査)
    極細径の内視鏡を使用し、極めて苦痛の少ない検査が可能です。
    また、必要に応じて、沈静・鎮痛剤を用いて、苦痛のほとんどない検査が受けられます。
    食道・胃・十二指腸・大腸の炎症・潰瘍・腫瘍を調べます。

  • 超音波検査
    頭部の血管・甲状腺・肝臓・胆のう・膵臓・脾臓・腎臓・膀胱・前立腺などを調べます。

内視鏡

ご存じですか?経鼻内視鏡。鼻からの楽な内視鏡です。
@吐き気がない!
「胃カメラ」ともいわれています。内視鏡を鼻もしくは口から胃の中に入れて、先端についている超小型カメラで胃の中 の様子を直接モニター画面に映し出して観察します。鼻からの挿入ではスコープが舌の根元に触れることがありませんので、嘔吐感はございません。食道、胃、十二指腸の粘膜を観察し、胃炎などの炎症、 潰瘍、胃がんなどの腫瘍の診断などのために行います。

A検査中会話ができる!
検査中に医師と会話が出来るため 安全な検査につながります。

Bからだにやさしい
極細 スコープなので苦痛が少なくすみます。
超小型カメラで胃の中の様子を直接モニター画面に映し出して観察する胃の内視鏡検査。 当院では経鼻からの胃内視鏡検査〈経鼻内視鏡検査〉が可能です。
また、必要に応じて沈静・鎮痛剤を用いて、苦痛がほとんどない検査が可能です。

超音波検査

腹部超音波検査は腹部の断面をリアルタイムでディスプ レイに表示します。
からだの外側から肝臓、胆のう、膵臓、腎臓などを種々の方向から観察できます。
生活習慣病である脂肪肝、胆石、胆のうポリープや各種消化器がん( 肝がん、胆のうがん、膵臓がん、腎臓がん)ができていないかなどの検査をします。

頸部超音波検査では、甲状腺や頸動脈を観察できます。

頸動脈エコーで動脈硬化の程度のチェックを行います。

レントゲン検査

レントゲンとは、X線検査の事であり、いくつかの 病気が疑われる時に、その原因を特定する為に用いられる一般的な画像検査です。
肺がん、肺結核、肺炎、気管支炎、肺気腫など肺の 病気の他、心臓肥大など も発見可能です。

心電図

心臓病の早期発見や心臓病の診断に使われます。
心臓の リズム、心拍数、心房負荷や心室肥大の有無、心筋梗塞、 狭心症、心膜炎、不整脈などの診断に有用です。
早期発見には定期的な検診が必要不可欠になります。定期的に検診を受けるように心がけ ましょう。
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